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美容業で働くみなさまへ

施術の工夫や作業の軽減について

これまで見てきたように、美容師の仕事には、身体的負担が大きい作業や用剤の取扱いなど配慮が必要な業務がありますが、妊娠中でも、工夫次第で出来ることはたくさんあります。
ここでは、妊娠した美容師が、無理せず可能な範囲で業務を行うことができるよう、施術を行う際の工夫や身体への負担をかけずにできる業務の例をご紹介します。

施術の工夫

身体への負担を軽減する工夫をし、無理をせず可能な範囲で行いましょう!

〜カット・ブロー〜

・重心移動を行うことで、身体への負担を軽減する
・お客様の椅子を高くし、かがまないようにする
・椅子に座って施術を行うことで、足腰への負担を軽減する など

〜シャンプー〜

・より楽な体勢で施術が行えないか工夫してみる
・ 可能な場合、他の人にかわってもらうようにする など

〜パーマ・カラー〜

・補助をつけ複数人で対応することで、時間を短縮する
・においが気になる場合は、マスクを着用する
・手荒れが気になる場合は、手袋を着用する など

〜着付け〜

・小物を手渡すなど、補助役として対応する など

※バックシャンプーの導入など、設備面での対応も考えられます。 

身体的な負担が比較的軽い業務の例

〜受付〜

・受付(予約管理・電話対応など)
・顧客管理(名簿・カルテの作成など)
・美容カウンセリング(希望する施術内容の確認) など

〜準備〜

・施術の準備(道具・備品の準備など)
・着付の準備(小物の準備・衣装の手入れなど) など

〜洗濯〜

・洗濯全般 ※濡れた洗濯物は重いため、持ち運びには注意が必要です

〜事務作業〜

・掲示物の作成(チラシ・ポスター・ポップなど)
・発送物の作成・発送(DM・誕生日カードなど)
・在庫品管理
・HPの更新
・経理(日計表管理・伝票整理など) など

〜その他雑務〜

・店内の整理整頓(雑誌の交換・廃棄、植木の管理など)
・お茶出し など

具体的な取り組み例
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