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情報サービス業で働くみなさまへ

「働く女性の身体と心を考える委員会」委員による座談会 情報サービス業で働くすべての女性が安心して妊娠・出産を迎えるために大切なこととは 〜企業における母性健康管理の環境整備の推進のために〜

情報サービス業では、プロ意識を持って働く女性たちが技術を身に着けて様々な現場で活躍しています。優秀な人材が妊娠・出産を経ても経験を積み、長く働き続けることは、企業にとって大変重要です。 「働く女性の身体と心を考える委員会(座長:中林正雄 母子愛育会総合母子保健センター所長)」は、産科医、産業医などの医療分野の専門家、女性労働問題の研究者や労務管理の専門家により構成され、これまで、様々な業種ごとに実態調査を行い、妊娠した女性への心身への負担や具体的配慮法などについて分析・検討し、職場における母性健康管理の推進に向けた情報提供を行ってきました。 今回は、平成28年度に実施した情報サービス業における調査結果をもとに、情報サービス業の女性の働き方の特色を踏まえ、情報サービス業で母性健康管理の環境整備を進めるためのポイントについて、各委員の専門分野の見識をもとにコメントをいただきました。

●出席者 平成28年度「働く女性の身体と心を考える委員会」委員

中林正雄
(恩賜財団母子愛育会総合母子保健センター 所長)※座長・進行
百枝幹雄
(聖路加国際病院 副院長 女性総合診療部 部長)
中井章人
(日本医科大学多摩永山病院 副院長 女性診療科・産科 部長)
長井聡里
(産業医 すてっぷ産業医事務所 所長)
小畑泰子
(産業医 合同会社 ミーシャ 代表社員)
池田心豪
(独立行政法人労働政策研究・研修機構 企業と雇用部門主任研究員)
尾形和昭
(NPO法人ファザーリング・ジャパン IT部会リーダー 一般社団法人
 情報サービス産業協会会員)

中林正雄 座長
恩賜財団母子愛育会総合母子保健センター 所長

平成28年度は、情報サービス業を対象に、母性健康管理の取り組みについて調査してきました。情報サービス産業協会(JISA)様に協力いただき、会員企業を対象に、アンケート調査を行い、また、インターネットの調査会社のモニターによる女性労働者調査をいたしました。さらに、企業の好事例の情報収集のためのヒアリング調査も実施しています。
これらの調査結果をもとに、情報サービス業の現状や業種の特徴を踏まえ、委員の先生方それぞれの専門分野からご意見いただきたいと思います。

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